SUGARology

安定した血糖値を実践するブログ

「砂糖不使用」にご注意!血糖値に優しい製品を見分ける方法

ダイエット食品やプロテインなど様々な食品で、健康的なイメージをアピールするために「砂糖不使用」と表している商品があります。

そんな製品の中にも、砂糖は不使用だとしても血糖値を急激に上げる可能性がある事を、ご存じですか?

 

今回は

・砂糖不使用でも血糖値を上げる原因

・どうやって判断するか

をご紹介します。

 

〈砂糖不使用でも血糖値を上げる原因〉

・まず一つに、原材料にブドウ糖が入っている事があります。砂糖はショ糖であり厳密にはブドウ糖とは違うものです。表記は間違っていませんが、本質としてはこちらが受け取る意味とは少し違うかもしれません。「砂糖不使用!ダイエットにオススメ!」なんて言っておきながらブドウ糖が含まれている製品を見つけた時は、ずっこけたくなりました。

・また、果糖ブドウ糖液糖などの異性化糖や果糖が使われているケースも。果糖はGI値は低いとされていますが、中性脂肪を上げるものなので、なるべく控えるのがベターです。果糖がメインのアガヴェシロップも同様です。「アガヴェシロップ使用」にもご注意です。

・さらに、原材料自体に糖が含まれている場合もあるため注意が必要です。例えば、フルーツ自体に含まれる糖類があります。デーツをメインに作られている砂糖不使用なフルーツバー、デーツ自体にはたくさんの糖が含まれているため、白砂糖よりは身体に及ぼす影響は少ないかもしれませんが、空腹時にパクパク食べるものではないという事になります。

 

〈どうやって判断する?〉

原材料から血糖値を上げるものを見つけで判断するのは少し難しい時、面倒な時があります。ドレッシングやかまぼこ等と、ひとまとめにされている時があります。そういう時は、「栄養成分表示」に注目してみましょう!

栄養成分表示の欄にある炭水化物は、食物繊維と糖類に分けられます。その食物繊維と糖類の項目を見ることで、血糖値への作用を推測することが出来るのです。(食物繊維や糖類の項目は表示義務が無いため、炭水化物だけの場合もあるので、必ず使える万能な技ではないのが注意点です。)

例えば、炭水化物が10gとします。そのうち、食物繊維が8gで糖類が2gだったとすると、血糖値への作用は緩やかであると推測できます。逆に、食物繊維が2gで糖類が8gだと血糖値への作用は強そうだ、と想像することができます。

 

いかがでしたか?「砂糖不使用」という言葉に踊らされている可能性。そして、コンビニなどで手に取る食品の中から、血糖値に優しいものを選ぶための知識。皆様に伝われば幸いです。

 

では、また!

 

 

余談ですが、プロテインを朝に飲みたくて色々探したのですが、余計なものが入っていないプロテインの製品って少ない印象でした。砂糖不使用!だけどこっそりブドウ糖が入っていたり、期待を裏切る商品って結構多くて、、、

そんな中見つけたこちら

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